Xperia XA Ultra を買った
Xperia XA シリーズのデカイやつ、XA Ultra を買いました。
「コンパクト最高!」って Z5 Compact を買ったのに、急にでかいの欲しくなるのはなんの病気でしょうか。
開封
まずは軽く開封の様子から。
購入先から届いた箱が割と大きかったので、中身は箱の半分くらいのサイズでしょー…と思ったら、中身も意外と大きい箱でした。
蓋をあけるとめいいっぱい本体が入っております。
付属品は microUSB ケーブルとイヤホン、ACアダプタもありましたが、こちらは日本では使用できないタイプ。
本体オモテは、ベゼルが少ないギリギリまで削られた「かっこいい」デザインになっています。
裏面は樹脂ですが、鏡面仕上げではなくマット。さらさらした感触です。
オモテから見て右側面には、電源ボタン、ボリュームキー、カメラボタンがあります。
左側面には SIM と microSD カードを挿入するスロットがあります。
ちなみに、私が購入したモデルはデュアルSIM対応なので SIM カードが2枚入るようになっています。
イヤホンは本体の上部、microUSB とスピーカーは下部に用意されています。

モデル | Xperia XA Ultra (F3216) |
---|---|
SIM | Dual SIM (Nano SIM) |
OS | Android 6.0 |
プロセッサー | MediaTek MT6755 64bit オクタコア |
メモリ (内部ストレージ) | 16GB |
ディスプレイ | 6型 フルHD 1080p (1920 x 1080) Mobile BRAVIA engine 2 |
バッテリー | 2700 mAh (約2日) |
サイズ / 重さ | 164 × 79 × 8.4mm / 202g |
カメラ (フロント / リア) | 2150万画素 / 1600万画素 |
ネットワーク | (F3216モデル) UMTS HSPA+ 850(Band V), 900(Band VIII), 1900(Band II), 2100(Band I)Mhz GSM GPRS/EDGE 850, 900, 1800, 1900Mhz LTE (Bands 1, 3, 5, 7, 8, 28, 39, 40, 41M) |
防水 | 非対応 |
ミドルレンジクラスに位置しますが、カメラの性能はハイエンドです。
サイズ比較
XA Ultra はディスプレイサイズが6インチ、Xperia Z Ultra と比較すると、やや小ぶりになりました。
現在使っている Xperia Z5 Compact と比べると、さすがに大きさが強調されますね…。
BlackBerry Priv と並べると、そんなに変わらないですね。ちょい長いくらい。
良い点
Xperia XA Ultra の良い点など。
カメラ性能が良い
Xperia Z Ultra はカメラの性能はそこまで良くなく、一台持ちしていてもカメラが残念 (別途デジカメが必須) だったのですが、XA Ultra は画質もかなり良いので一台持ちできそうです。
気軽に持ち歩きできる
手のサイズでの個人差はかなりあると思いますが、Z Ultra は室内で使うにはとっても快適だったんですが、外で使うには少々大きく、また電話として使いづらいので、しばらくして持ち歩くのをやめてしまいました。
XA Ultra は画面サイズが6インチと小さくなってしまいましたが、私でも無理なく持てるのでこのサイズなら持ち歩きできそうです。
残念なところ&対処法
Xperia XA Ultra の残念ポイントとその対処法…というか回避策みたいなもの。
POBox がインストールされていない
日本への販売を考えていないからなのか、XA Ultra にはソニー製の日本語入力キーボード POBox が入っていません。 POBox はうまく考えられていて、個人的には Google 日本語入力や ATOK より使いやすいと思っているのでかなり残念です。
どうしても POBox が使いたい場合、手元に Xperia があれば POBox の apk をダウンロードして XA Ultra にインストールすることもできます。 私は POBox Plus がプリインストールされている Xperia Z5 Compact を所有しているので、そこから POBox の apk をダウンロードし、XA Ultra にインストールして使えるようにしました。 POBox Plus を Xperia XA Ultra にインストールする手順《まとめ》

内部ストレージが16GBと少ない
本体メモリが16GBという少なさで、ゲームやKindleとかをインストールしちゃうとあっという間になくなってしまうサイズです。
(カメラやSNSを使うくらいならば困らないかもしれません)
Xperia XA Ultra は Android 6.0 ですが、microSD カードを本体メモリに割り当てることができません ( Android6.0 は SDカードを本体メモリとして割り当てる機能が本来はあるが、Xperia シリーズは現在のところこの機能が使えないように制限されている)。
ここでは触れませんが、Xperia でも SD カードを本体メモリに割り当てる方法はありますので、実用するならこの作業は必須かもしれないです。
スペックがミドルレンジクラス
使用されているプロセッサーが MediaTek MT6755 64bit オクタコア ということで、MediaTek の CPU としてはハイエンドですが、Xperia シリーズ的にはハイスペックとまではいかないのが残念なところ。個人的に「ハイスペック大好き!」な傾向にあるので、ここはちょっと残念でした。
とはいえ、ミドルレンジクラスなおかげ(?)で本体価格は X Performance よりは断然お安いので我慢できるレベル。
技適がね…
まぁ、これはもう仕方ないっていうか。対処法も特にないですけど。
POBox も入ってないから、XAシリーズの日本発売はあんまり期待できないのかな。
感想とか
Xperia Z Ultra がそろそろ古いので、XA Ultra あたりが後継として使えるといいなーと思って購入したんですけど、カメラもよくなっているし、サイズも Z Ultra よりは扱いやすくなっているし、電話として耳に当てても違和感ないのに、なんで日本で出さないんでしょうかね…というのが正直な感想です。
もう、北米版とか国内版とかいうのそろそろやめて…と、輸入組は思うのでした…。
余談ですが、ケースをすぐ買いました。
このケースは割と薄いので、なんとかお尻のポケットに XA Ultra がねじ込めます。ちょっとはみ出るけど。
ちなみに、これ買った後に BlackBerry Priv が割れました。悲しい…
BlackBerry Priv ちゃん、割れちゃった… pic.twitter.com/1eInhbAbO3
— キリンスキ (@kirinsuki_net) August 9, 2016