前回の記事 に引き続き、ThinkPad Bluetooth ワイヤレスキーボードのペアリングをいろんなデバイスで試してみました。

今回はスマートフォン編です。

スマートフォンは、Xperia SX (SO-05D)、BlackBerry 9900、BlackBerry Q10、BlackBerry Z10、Windows Phone (IS-12T)、Firefox OS (Peak) を用意。
iPhone 5 は持っていないので、iPad touch (第5世代) で代用することにしました。

OS の種類としては、iOS (6.1.3)、Android (4.1)、BlackBerry (OS7 / OS10)、Windows Phone (7.8)、Firefox OS でだいたい揃ってるかと思います。

iPod touch (第5世代) で使ってみた

特に問題なくペアリング完了です。

テキスト入力もスムーズ。ただし、iPad と同様にトラックポイントは使えません。

入力切り替えは、Windows キーを押したままにして、スペースキーで切り替えます。

言語入力切り替えは、画面の中央に表示されます。

Xperia SX (SO-05D) で使ってみた

こちらもあっさりペアリングできました。 ちなみにこの Xperia SX は、OS のアップデートを行ったのでバージョンは 4.1 です。

トラックポイントを動かすと、マウスポインタが表示されました。

メモ帳で試しにタイピング。入力は特に問題ありません。

入力切り替えは、左上のキー ~ で切り替えます。

画面上で入力切り替えを確認することができます。

画面スクロールなどの動きは、マウスポインタをドラッグして操作します。

BlackBerry Bold 9900 で試してみた

設定を見る限りではペアリングできてるようにも見えるのですが、残念ながら動きませんでした。

ちょっと残念ですが、すでにキーボードもトラックパッドもあるスマートフォンなのでペアリングできなくても平気なんですけどね… (ということにしばらくして気づいた)。

BlackBerry Q10 で使ってみた

こちらはきちんとペアリングできました。

トラックポイントを動かすと、マウスポインタが表示されました。

Playbook 同様に日本語入力はできませんけど、いちおうテキスト入力も試してみました。

マウスポインタは、画面の上端と下端で形が変化します。 スワイプ動作をするには、ドラッグします。

画面を横にスワイプするのも同様に、マウスポインタを端に合わせてドラッグします。

BlackBerry Z10 で使ってみた

Z10 は Q10 とほぼ変わりありませんので、ちょっと駆け足で。

キーボードのペアリングは問題ありません。

Q10 と同じくこちらも日本語入力はできませんが、テキスト入力も問題なくできましたし、Z10 もマウスポインタの機能がありました。

Firefox OS “Peak” で試してみた

Firefox OS “Peak” は、ペアリングの途中であきらめてしまいました。

何度も試してみましたが、ペアリングできないようです。

Windows Phone “IS-12T” で試してみた

Windows Phone は特に問題なさそうですが…。

「サポートされていません」と表示されてできませんでした。

感想など

iOS、Android、BlackBerry 10 については問題なくペアリングできそうです。
(BlackBerry 10 は日本語入力対応していませんので、使うことはないと思いますが…)

Firefox OS はまだまだこれからなので、バージョンが上がっていけばペアリングできるようになるかもしれませんね。

Windows Phone はバージョンが 7.8 だったため、ペアリングできなかっただけかも。これより上位のバージョンは持っていないので確かめられないのが残念です。

スマートフォンなので、あまり外付けキーボードを接続する機会は少ないと思いますが、使うとすればやはりトラックポイントも活かせる Android が一番快適に使えそうですね。

余談：BlackBerry 10 のマウスポインタ機能

BlackBerry Q10 でマウスポインタが動いたとき、「ポインタ機能あるんじゃん…！」と、一気にトラックパッドが恋しくなりました。
本当にもったいないので、トラックパッドを用意してポインタを常時表示して欲しかったなぁ…と。
もしも Q10 にトラックパッドがあれば、Bold 9900 に近い操作感が得られたかもしれないですね。

ひととおり ThinkPad Bluetooth ワイヤレスキーボード をいろんなデバイスに繋げて試してみましたが、これ1つで充分満足できそうです。