室内で簡単に水耕栽培できる Green Farm を購入したのでハーブを植えてみました
少し前から関心があった水耕栽培機「Green Farm」を買いました。
LED やエアポンプ、排気ファンなどが搭載された本格的な栽培機になっていて、種を植えたら収穫まで自動運転でおまかせという優れものです。
室内で使うため、天候や虫なども気にしなくていいのも素晴らしいです。
開封
こちらが届いた箱。けっこう大きいです。
水槽のような見た目ですが、前面は扉になっています。
付属品として、説明書、AC アダプター、電源ケーブル、マウント用のネジ(4本)、苗床のフタ(27個) が入っていました。
栽培機は本体の重さは6キロですが、水を入れると9キロになるため、安定した場所に置くと良いようです。(私はキッチン後ろのカウンターに置きました)
こちらが栽培スポンジ(別売)をセットするための苗床パネル。
穴は27個用意されていますが、途中で間引きをするので実際に育てるのは最大で20株くらいです (レタスや葉もの野菜は10株)。
苗床パネルの下には水や液体肥料を入れておくための栽培ケースがあります。
中央に見えるエアチューブのついた青いものは、酸素を送り込むためのエアストーンです。
手前にある水位フロートで、ケース内の水の量を確認することができます。
本体の中には排気ファンがついています。
外側には吸気フィルターがあります。
全面の扉を開けると、操作パネルがあります。
トースターと比べるとこのくらいのサイズ。
本体の寸法は、W544mm x D262mm x H305mm なので存在感があります。
種や培地、液体肥料は別途購入
Green Farm には、種や培地などが同梱されていないので追加で購入する必要があります。
液体肥料は評判の良いハイポニカ液体肥料、培地はウレタン培地 (234ピース) を用意しました。
ウレタン培地にはあらかじめ種を植える場所に切り込みが入っており、手で簡単に切り離して使えます。
ハイポニカは、2種類の液肥を合わせて使います。スポイトと説明書が同梱されています。
種はハーブを中心に買ってみました。
Green Farm のメーカーであるユーイングのオンラインショップでは、純正品の培地や種などを購入することができます。
水耕栽培GreenFarm種子キット販売サイト
今回は、Green Farm 本体と液肥、培地、8種類の種を購入して約25,000円ほどかかりました (消耗品が純正品の場合はもうちょっとかかるかもしれません)。
さっそく植えてみました!
必要なものは全部そろっているので、さっそく Green Farm にいろいろ植えてみます。
最初に植えるのは、イタリアンパセリ、オレガノ、バジルの三種類のハーブです。
植えるときは水を入れたりして重量が増えるため、栽培ケースは取り外さずに引き出した状態で作業します。
栽培ケースに水道水を4リットルほど入れ、液体肥料を入れます。
液体肥料は種類によって必要な量が変わってくるので、しっかり肥料の説明書を確認してください (ハイポニカの場合は、二種類の液肥をそれぞれ 8ml 入れます)。
液肥を入れたら、苗床パネルを置きます。少し水に浮いたような状態になります。
ウレタン培地を一株分に分けて水に浸します。
培地のスポンジの中の空気を指で押さえるように追い出しながら、しっかりと水を含ませます。
培地スポンジをしぼらずに苗床パネルに取りつけます。
これで種を植えるための準備が完了です。
ハーブの場合は、一つの培地スポンジに2粒まきます。
種は小さくて手で扱うのが難しいものもあるので、ピンセットなどがあると良さそう。
こちらがバジルの種です。
イタリアンパセリの種は比較的扱いやすい大きさ。
オレガノはとても小さいので、植えるのに一苦労。
発芽後に間引くことも考慮して、たくさん収穫したいバジルを多めに植えてみました。
種を植えた後は、栽培ケース内の養液を培地スポンジの上まで浸み込ませるために、苗床パネルを軽く下に押して沈ませます。
栽培機の電源を入れ、「モード」ボタンを押して「発芽」モードにします。
これで準備は完了です。
あとは、発芽から成長までこのまま放置しておくだけ。簡単。
「発芽」モードは72時間続き、自動で「通常」モードに切り替わるそうです。
通常モードになると、LED が点灯して成長を促してくれます。
動作中の音について
運転中は排気ファンと、エアポンプが動作します。 エアポンプは1時間に1回(5分間)のペースで動作しますが、気になるほどの大きな音はしません (小さく「ブー」という感じの低い音がするだけ)。
うまくいくか心配ですが、無事に収穫できたら、またブログに続きを書きたいと思います :) 成長が楽しみすぎて、すぐに種の様子を見に行ってしまう〜。