BlackBerry Passport を購入、サイズ比較やキーボード周りをチェックしてみた
ようやく発売された BlackBerry Passport。
物理キーボードがトラックパッドの役割をしてくれる (?!) というのがとても気になっていたので、買っちゃいました。
開封
BlackBerry Passport が発表されてからすぐに公式サイトから購入できるようになっていましたが、当然のことながら日本向けには発売されていません (OS はいちおう日本語対応しているけど)。
ムム…悔しい、と思っていたら Amazon.com で購入可能 (日本への発送OK) だったので、今回は Amazon.com から購入してみました。
BlackBerry Passport SQW100-1 Unlocked GSM 4G LTE Phone w/ 3-Row Keyboard – Red
ちなみに、注文手続きから商品が届くまで、およそ11日ほどかかりました。
外箱は小さくてシンプルデザイン。
開けるとどどーんと箱いっぱいに BlackBerry Passport が収まっていました。
Sony Z Ultra を使っているにもかかわらず、思わず「デカイ!」と驚いてしまう。
本体の下には説明書。
さらにその下には付属品などが入っていました。
付属品は micro USB ケーブル、ACアダプタ、イヤホン、イヤーパッド。 ACアダプタは日本対応です。
BlackBerry Passport 本体のオモテはほとんど液晶画面。
キーボードは Alt などいくつかのキーが削られていたり、刻印がアルファベットに限定されているため、見た目はスッキリしています。
こちらはウラ面。保護シールを剥がしていない状態なので、SIM や SD カードの入れ方が書かれています。
手触りはしっとりとしています。
本体底部には micro USB コネクタとマイク、スピーカーがあります。
本体上部には電源 (ロック) ボタン、イヤホンジャックのコネクタがあります。
中央の溝の部分は、カバーを開けるためのもの。
本体上部の溝にツメなどを引っ掛けて持ち上げる (ちょっと勇気がいる…) と、カバーが外れます。
SIM カード、micro SD は押しこむようにして挿せば、カチッと音がして固定されます。
本体の右側面には、ボリュームキーとミュートボタンがあります。
サイズ / 重さ | H 128mm x W 90.3mm x D 9.3mm / 196g |
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ディスプレイ | 4.5 インチ (アスペクト比 1:1) 1440 x 1440 resolution (24bit colour depth) |
OS | BlackBerry 10 OS |
プロセッサー | Qualcomm Snapdragon 801 with 2.2GHz Quad-Core CPUs (MSM8974-AA) Adreno 330, 450MHz GPU |
メモリ | 3GB RAM/ 内部ストレージ 32GB |
バッテリー | 3450mAH (取り外し不可) 連続通話時間 24 時間 (3G) / 待受時間 14.5日 (3G) 音楽連続再生 91時間 / ビデオ連続再生 11時間 |
リアカメラ | 13 メガピクセル (オートフォーカス) 光学式 手ぶれ補正 (OIS) 5-element f2.0 lens LED フラッシュ デジタルズーム (×5) 手ぶれ補正 (6DOF video stabilization) 1080p HD ビデオ録画 (60fps) |
フロントカメラ | 2メガピクセル 手ぶれ補正 デジタルズーム (×3) 720pHD ビデオ録画 |
通信 |
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対応周波数 | FD-LTE 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 13, 17, 20 (2100/1900/1800/1700/850/2600/900/700/700/800 MHz) HSPA+ 1, 2, 4, 5/6, 8 (2100/1900/1700/850/900 MHz) Quad band GSM/GPRS/EDGE (850/900/1800/1900 MHz) |
サイズ比較
とりあえず、手で持った見た感じはこう。
私は比較的手が小さい方なので、片手だと無理してる感じに見えます。
しかし、手のサイズは個人差があるので、あまり参考にならないですね…。
BlackBerry Bold 9900 との比較
圧倒的に Passport デカイです。特にキーボード。
BlackBerry Bold 9900 を目にした知人に「キーボード小さくない?」と言われ、「そうかなー?そうでもないよー」と答えていましたけど、こうやって見ると確かにキーボード小さいです (使い勝手は良いです)。
BlackBerry Q10 との比較
Q10 はトラックパッドやメニューキーなどがないので、並べても Bold 9900 ほど違和感は感じません。
けど、やはり Passport は大きい。
BlackBerry Z10 との比較
Z10 は、長さがほとんど同じでした。
Sony Z Ultra との比較
Passport と Z Ultra は横幅は同じサイズなので、ここでは Passport がコンパクトに見えます。
Z Ultra と並べられていれば、大きさでためらっている人も、イケるんじゃないか…?という気になるに違いない (たぶん)。
Z Ultra についてはこちら。
ソニー (Xperia) Z Ultra を購入した《開封まで》
パスポートとの比較
BlackBerry Passport はパスポートと同じサイズってことらしいので、引き出しの奥に眠っていたパスポートを引っぱり出してみました。
重ねてみると、ほぼピッタリ同じサイズ。さすが。
キーボードについて
タッチキーボードを試してみる
チュートリアルで実際にタッチキーボードの動きを試すことができます。
スワイプ動作は、キーボードの上を横切るように指を滑らせます。
スクロール動作は、キーボードの上を上下するように指を滑らせます。
キーボードでこういった操作ができるのがとても不思議で面白いです。
もう少しトラックパッドのような動きをしてくれるのかと思いましたが、スワイプとスクロールのみのようです。
使える場所は限定されていますが、ブラウジングの際にはとても便利そう。
実際に動かしている様子は公式の動画が参考になります。
なくなったキーはどうなった?
キーボードについては、これまでと違って思い切ったスリム化がされています。
そのため、Alt や Shift などのキーが削られ、物理キーボードから入力できるのはアルファベットのみとなってしまいました。
削られてしまったキーについては、画面下部にソフトウェアキーボードとして表示されるようになっていました。
なお、英語と日本語で表示されるキーの種類が変わります。
こちらは英語版。
テンキーや記号は @123 キーをタップすると表示されます。
記号は右側のインジケーターから切り替えることができます。
まとめっぽいもの
まだ少し触れただけですが、BlackBerry Passport は少々好みの分かれる機種かもしれません。
画面サイズが大きいことについてはほとんどのユーザーは歓迎すると思いますが、文字入力が多いユーザーは最初は違和感を感じてしまうと思います。
特に、物理キーボードがアルファベットのみであったり、いくつかのキーがソフトウェアキーボードになった影響でキー配列も変わってしまっているため、慣れる時間が少し必要になりそうです。
(ちなみに BlackBerry Passport は OS 10.3 ですが、日本語入力に関しては大きく変わったところはありません)
あと、カメラについては細かく見てませんが、キレイに撮れてます。
いちおうこの写真は Passport で撮ったものなんですが、伝わるかな…。
新しいデバイスが届いたので、祝杯です。 pic.twitter.com/7wRZHuz8ir
— キリンスキ (@kirinsuki_net) October 6, 2014
ハロウィン的な。 pic.twitter.com/gQh6QDwdtG
— キリンスキ (@kirinsuki_net) October 10, 2014
カバンやポケットからパッと取り出すには多少の難あり (ここは手のサイズが左右するのかもしれない) ですが、少なくとも Z Ultra よりは扱いやすいと思います (それはそうか)。
せっかく日本語も入力できるのに、使えないなんてもったいない…
日本でもぜひ発売して欲しいですね。