BlackBerry PRIV を購入した《開封~感想まで》
Android OS とスライドキーボードを提げて発売された BlackBerry PRIV がようやく手元に届いたので、さっそく開封&ちょこっとレビューしたいと思います。
開封
黒い外箱には BB マークが浮かび上がっています。比較対象がないんですけど、いつもより大きめ。
箱を開けると、まず PRIV 本体が鎮座しています。
本体の下に、説明書や SIM カードのトレイを開けるためのピンなどが入っています。
底には AC アダプタなどの付属品が収められています。
付属品は AC アダプタの他に、microUSB ケーブル、イヤフォンが入っていました ( AC アダプタは日本で使えるものでした )。
次に、BlackBerry PRIV 本体をいろんな角度から見てみましょう。
まずはオモテ。液晶ディスプレイはサイドがカーブしているデザインになっています。
ウラ側はカメラが主張している感じになっています。
手触りはすべすべしっとりした仕上げになっていて、ツルッと滑ってしまう感じはありません。
本体の上部には SIM カードと SD カードスロットがあります。トレイはピンで押して開けるタイプです。
右側面にはボリュームキーとミュートキーが並んでいます。
左側面には電源ボタンだけ。
底部には microUSB コネクタとイヤホンジャックがあります。
カメラは4K動画を撮ることができるそうです。
キーボードはディスプレイを上にスライドして出すことができます。
ちなみにキーボード下にはスピーカーがついています。
サイズ / 重さ | H 147mm × W 77.2mm × D 9.4mm / 約192g (キーボードオープン時は H 184mm ) |
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ディスプレイ | 5.4インチ ( アスペクト比 16:9 ) 540PPI / 2560 × 1440 (24bit color depth) |
OS | Android 5.1.1 (Lolipop) |
プロセッサ | Qualcomm 8992 Snapdragon 808 ヘクサコア 64bit Adreno 418, 600MHz GPU |
メモリ | 3GB RAM / 内蔵メモリ 32GB |
バッテリー | 3410mAH (内蔵電池) Quick Charge 2.0 対応 |
リアカメラ |
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フロントカメラ |
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通信 |
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対応周波数 | FD-LTE Band 1, 2, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 20, 25, 28, 29, 30 TD-LTE Band 38, 40, 41 HSPA+ 1, 2, 4, 5/6, 8 GSM (850/900/1800/1900 MHz) |
大きさの比較
5.4 インチディスプレイである BlackBerry PRIV ですが、BlackBerry Passport と Classic と比べるとこんな感じです。
縦長なのでやはり大きいですが、Passport と並べてみると「あれ、意外とそんなに大きくないのかも…?」と若干錯覚しなくもない…。
一時期 SIM を挿して使っていた Xperia Z Ultra に比べれば可愛いものです ( Z Ultra は 6.4 インチ )。
とはいえ、やはり「大きい」部類なので両手必須です。
もちろん片手操作もできますが、長い時間操作釣するのはちょっと辛いかもしれません。
自分の手のサイズが小さいので、だいたい 5 インチ以上の端末を持つとこんな感想になりがちですね…。
プリインストールされているアプリ
BlackBerry PRIV には純正のアプリがプリインストールされています。
- BBM (メッセージアプリ)
- BBM Meetings (グループチャット)
- BlackBerry Camera (カメラ)
- BlackBerry Content Transfer (データ移行ツール)
- BlackBerry Device Search (端末の中を検索)
- BlackBerry Keyboard (キーボード)
- BlackBerry Password Keeper (パスワード管理)
- Calendar by BlackBerry (カレンダー)
- Contacts by BlackBerry (連絡先)
- DTEK by BlackBerry (端末のセキュリティステータスチェック)
- Help (ヘルプ)
- Notes by BlackBerry (ノート)
- Tasks by BlackBerry (タスク)
- Yahoo! Finance (株価表示)
- BlackBerry Hub (メールクライアント)
こうやって並べるとたくさんインストールされているように見えますが、無駄なものはほとんどなく、連絡先やカレンダーなどの基本的なアプリばかりです。
キーボードの使い心地 & ショートカットについて
キーストロークは浅めなので、触った感触は Passport と似ています。ポチポチといった打鍵音はしません。
必要なキー (Alt, Shift) は揃っているので使い勝手はこれまでとほとんど変わりないです。
気になるキーボード ショートカットですが、PRIV でもちゃんと設定できるようになっています。
最初は何もキーに割り当てされていない状態なので、好みに合わせてショートカットを設定することができます。
日本語入力については Android OS だけあって、とても快適です (スペースで変換されるし)。
ただし、英語と日本語の切り替えがキーボードでできない (タッチで切り替え可能) ので、そこだけが少し慣れが必要になってきます。いずれソフトウェアアップデートで改善されるといいのですが…。
また、Passport と同じくタッチキーボードなので、ウェブサイトを閲覧する際にはキーボードを出してキーの上をスライドするように触るとスクロールされるので非常に便利です。 BlackBerry Passport を購入、サイズ比較やキーボード周りをチェックしてみた
感想 & まとめ
BlackBerry に Android OS 採用がまさか実現するとは…ちょっと思っていましたけど、思いの外キーボードの動きがよくてかなり実用的です。
キーボードを出した状態でのバランスもちょうどいいですし、見た目に反して軽いので持っていて疲れることはありません。
アプリも Android なので豊富にありますし、BlackBerry ならではの便利なアプリも公式に用意されているので非常に使い易いと思います。
Android と BlackBerry を行ったり来たりしている人にはぴったりなんじゃないでしょうか。
個人的には手のサイズ的にはあともうちょっとスリムなタイプが出てくれるとうれしいですけど。
BlackBerry PRIV がいい感じで広く受け入れられるのを期待しています!
あと、技適が通ってくれるといいですね…