3Dプリンターを使って、ネコとかペンギンとか鳥型ペーパーナイフを作ってみた
さっそく Replicator X2 を使って、あらかじめ作っておいた3Dデータを何点か出力してみることにしました!
はじめての3Dプリント…うまくいくかなー。
今回 Replicator X2 (MakerWare) の出力設定はデフォルト (High) で、積層ピッチは最小の 0.1mm です。
というわけで、3Dプリントした結果です!
まず1点目は、ネコをデフォルメした何か。
こちらが、3Dモデリングデータ。
プリント直後がこちら。
形が複雑なので、サポートありで作成しました。
サポートを取り除いた結果がこちら。
耳や首下のあたりがややプリント不足な感じかも…。
後ろ。一部粗いところがありますね。
頭は良い感じです。
ちなみに、サポートは手やカッターを使って簡単に取り除くことができます。
細かいところがきちんと再現できてませんが、サイズが大きければもうちょっと細かいところもプリントできたかもしれないですね。
2点目はペンギンぽい何か。
こちらはネコより複雑な形ではないのでちょっと期待。
ペンギンなので黒いフィラメントで出力しました。サポートあり。
なんか、くちばしから何か出てるっぽい…。
形は単純なので、つるっと良い感じに仕上がっています。
3点目は勢いで作った鳥をモチーフにしたペーパーナイフ (のつもり)。
どこかでみかけた鳥の形をしたペーパーナイフが可愛かったので、インスパイアされてつい…。
こちら、マゼンタのフィラメントで出力。
やっぱりくちばしから何か出てる…。
鳥にみえるでしょうか。
尾羽根がペーパーナイフの役割をするところ。
使ってみると「なんとか切れる」という感じでした。これは3Dモデリング側の改良が必要そうです。
素材は全部 ABS 樹脂ですので、できあがったものはすべて軽くて丈夫です。水洗いもオッケー。
…というわけで、はじめての3Dモデリング&はじめての3Dプリンターで結構いい結果になってるなぁ、と思いますがどうでしょうか。
ちなみに、3Dモデリングデータは Cheetah3D というMac専用のソフトを使ってちまちまと作りました。
メニューも日本語ですし、3DCG作成ソフトとしては69ドルと安価で良いです。
単位の設定ができないので、部品のような精密なモデルよりも動物や人物モデルを作るのに向いています。
Cheetah3D – Martin Wengenmayer
デフォルトの設定でだいたいうまく出力されるようなので、勢いにのってモバイルスタンド製作中です。
これは試作品。
BlackBerry Bold 9900 もしっかり立ってますね。
これをベースに可愛くなるように改造してみようと思います。
3Dモデリングはちょっと大変ですけど、「こういうの欲しいな〜」と思ったものが作れるのは楽しいですね。