BlackBerry Z10 がさっそく文鎮化しました (OSの再インストールで復旧)

やっちゃった…!
BlackBerry Z10 が我が家に来てから、2日目にしての重大トラブルです。

文鎮化とは「OS が壊れ、起動 (機能)しなくなった」状態のこと。こうやって書くだけでゾッとします…。

いまは無事に復旧しましたので、試したことなどを書き留めておきます。

原因は OS アップデートの失敗?

まずは、文鎮化してしまった経緯を簡単に書いておきます。

  1. Mac 版の BlackBerry Link に Z10 を接続
    (BlackBerry Link : パソコンとの同期や、バックアップを行うソフトウェア。BlackBerry 10 対応)
  2. 「ソフトウェアアップデートがあります」というアナウンスが表示(バージョン 10.0.9.44 へのアップデート案内でした)
  3. 指示に従って、BlackBerry Link からソフトウェアアップデートを実行
  4. Z10 の LED が緑色に光る (数分)
  5. Z10 の LED が不定期に赤い点滅を繰り返すようになる (ここからが怪しい)
  6. 何時間経過しても、Z10 の LED は赤い点滅を繰り返すのみ (起動もせず、画面は黒いまま)
  7. 以降、Z10 から電源を切ることもできなくなる

ちなみに、USB ケーブルから本体を外して電池を抜くと点滅は収まりましたが、給電されている USB ケーブルに接続すると、バッテリーを抜いた状態でも再び赤い点滅が繰り返されます。

バージョン 10.0.9.44 のアップデートは特定のモデルが対象?

OS 10.0.9.44 で検索してみると、Dev Alpha (開発者向けBlackBerry端末) のアップデート情報ばかりがヒットします。
おや、これは何やらおかしい…と思って、いろいろ調べてみました。

BlackBerry Z10 の型番は、以下の 5 種類あります。

LTE 非対応モデル
RFG81UW (STL100-1)
LTE 対応モデル
RFH121LW (STL100-2)
RFF91LW (STL100-3)
RFK121LW (STL100-3)
RFA91LW (STL100-4)

私が持っているのは、この中でも LTE 非対応の RFG81UW (STL100-1) です。(実は、届いた後に LTE 非対応ということに気づきましたけどね…。まぁ、Wi-Fi 使えればそれで良しなのですが…)

この STL100-1 の Hardware ID というものが、Dev Alpha と同じ 4002607 となっています (何やら、使われている CPU なども一緒のよう)。

ちなみに、各モデルの Hardware ID は以下のページに載っています。
BlackBerry 10 Hardware Identification Numbers for enterprise wallpaper deployment

おそらく 10.0.9.44 は Hardware ID が 4002607 の端末向けのアップデートなのでしょう。
アップデート自体は間違いではない (実際にアップデートに成功している人もいる) ようですが、このバージョンのアップデート通知があるのは STL100-1 モデルだけのようです。

ということは、やはりアップデート中になにか問題が起きて更新に失敗した結果の文鎮化と思われます。

そこで、アップデートに失敗した要因を予想してみました。

予想その1: Mac版 BlackBerry Link を使ったから?

もしかしたら Mac版 BlackBerry Link ではアップデートが正しく動作しないのかもしれない。
公式できちんと Mac用として配布されているので、その可能性は低いかな…。

予想その2: 使用したポートが USB 3.0 だったから?

アップデートのとき、私が使用していた Macbook Pro の USB は 3.0 です。
もしかしたら、この転送速度の違いによって、ソフトウェアアップデート中に不都合が起こった可能性もあります。

予想その3: ネットワークが切れて中断してしまった?

アップデートの最中にネットワークが一時的に切断状態になり、中途半端な状態になってしまった可能性も…。 BlackBerry Z10 がさっそく文鎮化しました (OSの再インストールで復旧)BlackBerry Z10 がさっそく文鎮化しました(復旧済み)(1)

どれが問題だったのか、とりあえず失敗したことだけは事実です…。

BlackBerry を「工場出荷の状態に戻す方法」があります

もしも BlackBerry Z10 が起動しなくなってしまった場合に、デバイスを工場出荷時の状態に戻す手順が BlackBerry ナレッジベースで案内されています。

以下のURLをご覧ください。
BlackBerry 10 smartphone does not boot and displays a Phone with USB icon after an interrupted Security Wipe

私の場合は、上記の方法では復旧には至りませんでした。
(でも、なにかおかしいと思ったら、まずはこの方法を試すことをおすすめします)

解決: OS の再インストールで復旧しました

LED の赤点滅は消えず、画面は真っ黒…の状態から抜け出すことができず、やむなく OS のインストールを試すことにしてみました。

ここに書かれている方法ですべての問題が解決するという保証はありません。また、この方法を推奨しているわけではありませんので、あしからず…

OS のダウンロード

インストールは Windows で行う必要がありますので、必ず Windows 搭載のパソコンをご用意ください。

まずは、以下のサイトからOSをダウンロードします。
持っているモデル・型番によって、ダウンロードすべきファイルが違うのでご注意ください。

BB10 OSes ← Open Source BlackBerry – OSBB

私の BlackBerry Z10 は LTE 非対応モデル (STL100-1) なので、ファイルの末尾に 0×04002607 と書かれたファイルをダウンロードしました。”0x”以降の番号は Hardware ID と同じです。(その他の LTE 対応モデルならば、0x8400240a、0x8500240a、0x8700240a のいずれかが末尾に付いているものを選ぶようです)

バージョンは、一番新しい OS 10.0.10.261 を選択しました (Autoload.10.0.10.261.0×04002607.exe.zip)。

(2015.05.09 追記) BlackBerry OS のダウンロード先として取り上げていたサイトがリンク切れとなっていました。
OS に関してはネット検索でお探しください…

インストールの手順

OS のダウンロードを終えたら、ようやくインストールです。

  1. BlackBerry Link を終了して、パソコンから BlackBerry の接続を外します
  2. ダウンロードした OS イメージをパソコンに展開し、解凍した exe ファイルを起動させます
  3. 黒いウィンドウが表示され、Connecting to Bootrom : と表示されたら、BlackBerry をパソコンに接続します
  4. BlackBerry Z10 にパスワード設定をしていた場合、パスワードを入力します
  5. OS のインストールが始まります
    BlackBerry Z10 がさっそく文鎮化しました (OSの再インストールで復旧)BlackBerry Z10 がさっそく文鎮化しました(復旧済み)(2)
  6. 進捗状況がバーに表示されますので、100% になるまで BlackBerry Z10 をパソコンに繋いだままにします。(30分くらい)
  7. インストールが完了したら、BlackBerry Z10 が再起動します
  8. BlackBerry Z10 の初期設定が始まりますので、ガイドに従って設定をします

以上で、OS の再インストールは完了です。

実は、はじめにこの工程を Bootcamp の Windows で行なっていたのですが、「OS のインストールが始まる」»「すぐに中断終了」を繰り返してうまくいきませんでした。パソコンを変えて試すと、次は成功しました。
原因がはっきりしませんが、Bootcamp で試す場合は失敗する可能性もあるので要注意です。

最後に

この土日は文鎮状態で、試してみた解決策もことごとくダメで週末はわりと絶望していたんですが、パソコンを変えただけであっさり復旧して拍子抜けしました…。

ThinkPad を使っても、工場出荷時の状態に戻す手順はうまくいきませんでしたので、OS が復元できないほどに欠損していたのかもしれません。

この画面が表示されたときは、ほっとしました。 BlackBerry Z10 がさっそく文鎮化しました (OSの再インストールで復旧)BlackBerry Z10 がさっそく文鎮化しました(復旧済み)(3)

いやぁ、初めての文鎮状態。なんとか笑い話になって良かったです。